スキンケアと聞くと「女性がするもの」と考えていないだろうか?
しかし、最近では毎日スキンケアを行っている男性が増えている。いやむしろ、男性こそスキンケアが必要である、とまで言われている。
特にアラフォー世代は、適切なスキンケアをしているかどうかで、数年後の見た目 が大きく変わってくる。
- スキンケアが必要な理由
- どんなケアをすればいいのか?
- おすすめのアイテム
この記事では、40代男性の肌を守るためのスキンケアの基本 を解説する。
「最近、肌がくすんできた」「老けて見られる」と感じているなら、今日からスキンケアを見直してみよう。
スキンケアが必要な理由|40代からの肌は放置すると老ける
スキンケアの目的は、肌の老化を遅らせ、清潔感を維持すること だ。
若い頃は多少適当でも問題なかったかもしれないが、40代の肌は紫外線やひげ剃り、乾燥の影響をダイレクトに受ける。今スキンケアをするかしないかで、5年後・10年後の見た目に大きな差が出る。
では、なぜ40代男性にスキンケアが必要なのか?3つのポイントに分けて解説する。
紫外線ダメージの蓄積で、
シミ・シワが一気に増える
紫外線は 肌のコラーゲンを破壊し、シミやシワの原因になる。
特に男性は日焼け止めを塗る習慣がないため、紫外線ダメージが蓄積しやすい。
- 学生時代に日焼けしていた人は要注意
- シミ・シワはある日突然目立ち始める
- 放置すると「実年齢+5歳」に見られることも
- 日焼け止めを習慣化する
- 保湿をしっかり行い、肌のバリア機能を高める
ひげ剃りのダメージで
肌が乾燥&老化する
毎日のひげ剃りは、肌の角質を削り取り、水分を奪う。
肌が乾燥すると、シワやたるみの原因になるため、ひげ剃り後のケアが必須だ。
- 剃った後にヒリつく・赤くなる
→ 肌のバリア機能が低下 - 青ひげが目立つ
→ 清潔感が損なわれる - 乾燥した肌はシワが深くなりやすい
- シェービング前後にしっかり保湿する
- ひげ脱毛を検討する

30代前半でレーザー脱毛をしたけど、すこぶる快適。人生で有効だったお金の使い道TOP3に入るくらい満足してます。
皮脂の過剰分泌と水分不足が
同時に起こる
男性の肌は、皮脂の分泌が多い一方で、水分量が少ない。
結果として、Tゾーンはテカるのに、頬や口元はカサカサする「インナードライ肌」 になりやすい。
- 毛穴の黒ずみ・詰まりが目立つ
- 乾燥による小ジワが増える
- 肌のバリア機能が低下し、刺激を受けやすくなる
- 洗顔で余分な皮脂を落としつつ、必要な水分を補う
- 化粧水と乳液で水分をしっかりキープする
40代の肌は放置すると老化が加速する
- 紫外線ダメージが蓄積し、シミ・シワが増える
- ひげ剃りで肌の水分が奪われ、老化が進む
- 皮脂と水分のバランスが崩れ、乾燥とベタつきが共存する
男のスキンケアは洗顔と保湿が基本
スキンケアと聞くと、「何をすればいいのかわからない」と思うかもしれない。しかし、やるべきことはシンプルで、最低限この2つを押さえればOK。
- 洗顔で汚れや皮脂を落とす
- 化粧水と乳液で肌に水分を補給する
肌トラブルの多くは、「余分な汚れを落とし、必要な水分をキープする」 ことで防ぐことができる。
スキンケアにこだわりがない人でも、この2つの習慣だけは身につけておくべきだ。
洗顔|正しい方法で汚れを落とす
洗顔は「汚れを落とすだけ」ではなく、「肌のバリア機能を守る」ためのステップでもある。
間違った洗顔をしていると、必要な皮脂まで奪い、乾燥や肌荒れの原因になる。
- ぬるま湯(32~35℃)で顔をすすぐ
- 洗顔料をしっかり泡立てる
- Tゾーン(額・鼻)から優しく洗う
- フェイスライン・小鼻の横まで丁寧にすすぐ
- タオルで押さえるように水分を取る
洗顔は朝晩の2回で十分だ。洗いすぎると必要な皮脂まで落ちてしまい、逆に乾燥や肌荒れの原因になる。
特にオイリー肌の人ほど「しっかり洗わなきゃ」と思いがちだが、皮脂を取りすぎると肌は余計に皮脂を分泌し、テカリやベタつきを悪化させてしまう。
また、洗顔後はすぐに保湿することが重要 だ。
顔を洗った直後から水分はどんどん蒸発していくため、そのままにすると肌が乾燥し、シワやたるみの原因になる。洗顔後はできるだけ早く化粧水をつけて、水分を補給しよう。


保湿|水分を補い、肌のバリア機能を整える
洗顔後、そのままにしていないだろうか?
40代の肌は、水分が蒸発しやすく、放置すると乾燥が進行する。
- 化粧水で水分を補給する
- 乳液またはクリームでフタをして、水分を閉じ込める
- 化粧水を手に取り、顔全体になじませる
- 乾燥が気になる部分には重ね付けする
- 乳液で水分を閉じ込める
- 乾燥が気になる人はクリームでさらに蓋をする
肌質に合わせて、化粧水や乳液を選ぶことも重要だ。
乾燥肌の人は「しっとり系」の化粧水と乳液を使い、水分をしっかり補給しよう。
一方で、オイリー肌の人は「さっぱり系」の化粧水を選び、乳液の代わりに軽めの美容液を使うと、ベタつきを抑えながら必要な水分をキープできる。
ただ、「自分の肌質がよく分からない」という人もいるはず。そんな場合は、まずは肌質をチェックしてみよう。
スキンケアは「最低限」でも効果が出る
スキンケアは、難しくない。
最低限、洗顔と保湿だけやっておけば、肌の印象は確実に変わる。
- 洗顔で余分な汚れを落とし、肌を清潔に保つ
- 化粧水で水分を補い、乾燥を防ぐ
- 乳液で水分を閉じ込め、肌のバリア機能を整える
「清潔感のある肌」は、女性ウケやビジネスシーンでもプラスに働く。まずは、今日から洗顔と保湿を習慣化してみよう。