ドラッグストアで化粧水を買ったはいいが、使っても効果がよくわからない。なんとなく使っているけど、本当に自分に合っているのか自信がない。
そんな経験はないだろうか?
スキンケアの基本は 「洗って、潤す」 だが、どんな洗顔料・化粧水を選ぶべきかは、自分の肌質によって異なる。
自分の肌質を知らないまま適当にアイテムを選ぶと、「効果がない」「逆に肌荒れする」なんてことも。
そこで、この記事では 「肌質を簡単に見極める方法」 を紹介する。まずは、自分の肌質を知ることから始めよう。
肌質の簡単チェック方法
「自分の肌質がわからない」 と思ったら、簡単なセルフチェックで確認できる。やり方はたった2ステップだ。
- 普段どおりに洗顔する(洗顔料を使い、しっかり汚れを落とす)
- 洗顔後、何もつけずに15分待つ
15分後、自分の肌の状態を確認しよう。
脂性肌 | 顔全体がベタつき、テカリやすい |
乾燥肌 | 肌がつっぱる、カサつく、ピリピリする |
混合肌 | Tゾーン(額・鼻)はベタつき、Uゾーン(頬・顎)は乾燥する |
「どれに当てはまるかわからない…」という場合は、混合肌の可能性が高い。
男性の多くは皮脂の多いTゾーンと、乾燥しやすいUゾーンを併せ持つ混合肌だ。
では、それぞれの肌質ごとに、適したスキンケアを紹介しよう。
肌質別の特徴と対策
肌質がわかったら、それに合ったスキンケアをすることが重要だ。間違ったケアを続けると、肌荒れや老け顔の原因になることもある。
ここでは、脂性肌・乾燥肌・混合肌それぞれの特徴と対策 を紹介する。
脂性肌(オイリー肌)
- 洗顔後でもすぐに顔がテカる
- 毛穴の黒ずみが気になる
そんな人は脂性肌(オイリー肌)の可能性が高い。
脂性肌の特徴
脂性肌の人は、皮脂の分泌が多く、テカリやすい のが特徴だ。
特にTゾーン(額・鼻)は毛穴が詰まりやすく、黒ずみやニキビができやすい。

オイリーなら化粧水とかいらないだろ?余計ベタつくじゃん
実はそれが間違い。肌が水分不足になると、逆に皮脂が過剰分泌される。
つまり、皮脂が多いのではなく 「水分が足りていない状態」 なのだ。
脂性肌の対策
脂性肌のスキンケアは、「皮脂を落としすぎないこと」と「しっかり保湿すること」のバランスが重要になる。
-
洗顔は「皮脂を落としすぎないもの」を選ぶ
洗浄力が強すぎると逆効果 -
洗顔後は必ず化粧水で水分補給する
サラッとしたタイプがおすすめ -
乳液や美容液で、適度な油分を補う
ベタつかないタイプを選ぶ -
紫外線対策をする
皮脂が酸化すると、毛穴詰まりの原因に


乾燥肌
- 洗顔後すぐに肌がつっぱる
- 粉をふくほど乾燥する
そんな人は 乾燥肌だ。
乾燥肌の特徴
乾燥肌は、水分量が少なく、カサつきやすい のが特徴だ。
特に洗顔後すぐに つっぱる・ピリピリする と感じる場合、肌が極度に乾燥している可能性が高い。
シワやたるみが目立ちやすく、老け顔に見えやすい ため、しっかりと保湿することが大切だ。



カサつきを放っておくとシワの原因になるから、しっかりと対策を
乾燥肌の対策
乾燥肌のスキンケアは、水分と油分のバランスを整えることが重要だ。
- 洗顔は「保湿成分入り」のマイルドなものを選ぶ
- 洗顔後、化粧水をたっぷり使って水分補給する
- 乳液やクリームでフタをして、水分の蒸発を防ぐ
- ビタミンEやコラーゲンを意識して摂る
混合肌
- 額や鼻はテカるのに、頬や口元はカサカサする
そんな人は混合肌だ。
実は、男性の多くはこの「混合肌」に当てはまる。
混合肌の特徴
混合肌は、Tゾーン(額・鼻)は脂性肌の特徴が強く、Uゾーン(頬・あご)は乾燥しやすい のが特徴だ。
スキンケアを間違えると、Tゾーンはベタつき、Uゾーンはカサつくという悪循環に陥りやすい。
混合肌の対策
混合肌の場合、スキンケアを部分的に変えるのがコツ。
- 洗顔は「皮脂を落としすぎないマイルドなもの」を選ぶ
- 化粧水はTゾーンはさっぱり系、Uゾーンはしっとり系で使い分ける
- 乳液はTゾーンには控えめに、Uゾーンはしっかり塗る
- 日中のテカリが気になるなら、脂取り紙やミスト化粧水でケア
肌質に合ったスキンケアをしよう
肌質に合ったスキンケアをするだけで、肌の印象は確実に変わる。
- 脂性肌は、皮脂を落としすぎず、しっかり保湿する
- 乾燥肌は、水分と油分のバランスを整える
- 混合肌は、TゾーンとUゾーンでケアを変える
「とりあえずスキンケアをする」のではなく、まずは自分の肌質を知り、それに合ったケアを習慣化しよう。