精液を増やすにはエビオス錠がいいらしい
そんな噂を聞いたことがある人は多いと思う。
実際、ネットでもドラッグストアでもよく目にするし、「射精量が増えた」「ドバッと出るようになった」なんて口コミも山ほどある。
でも、ふと疑問に思った。

なんで、エビオス錠で精液が増えるんだ?成分?ホルモン?酵母のチカラ?
気になってしまったら、調べずにはいられなかった。
飲んで、比べて、調べて、また飲んで。試行錯誤の末に、ようやく見えてきた。
エビオス錠には、たしかに“効く”要素がある。けれど、それだけじゃ足りない。
射精量を本気で増やすなら、押さえるべきポイントは、他にもある。やるべきことは、3つだ。
- 精液が増えるって本当か? エビオス錠を徹底検証
- ドバッと出すために。本気で効いた3つの習慣
- まずはここから。“出す力”を底上げする1日1分の習慣
エビオス錠にはどれだけの効果があるのか。そして、それだけでは足りないと感じたとき、何をすればいいのか。
この記事では、その手がかりになる習慣や成分を紹介していく。
精液が増えるって本当か? エビオス錠を徹底検証



エビオス錠で精液が増えるらしい
そんな話を聞いたことがある人も多いはずだ。
とはいえ、その理由まで深く考えたことがあるだろうか?今回はまず、その“効くと言われる理由”から確かめていこう。
エビオス錠に含まれる“精液の原料”
エビオス錠の主成分は、ビール酵母。このビール酵母には、精液の材料になる栄養素がバランスよく含まれている。
たとえば、精子の生成に必要な以下の栄養素が入っている。
-
ビタミンB群(B1・B2・B6など)
エネルギー代謝や粘膜の修復に関わる -
アミノ酸
精液の主成分であるタンパク質の原料 -
亜鉛・マグネシウムなどのミネラル
精子の質や数に影響を与える
つまり、エビオス錠は“材料を揃える”タイプのサプリだ。食生活が乱れがちな人には、一定のベースアップ効果がある。
実際、「なんとなく出が良くなった」「疲れにくくなった」という声が出るのも納得できる。
なぜ“効くのに物足りない”と感じるのか?
エビオス錠を飲んで調子が良くなったと感じる人もいれば、「思ったほどではなかった」と感じる人もいる。
この差を生むのは、“エンジン系”の成分が入っていないことにある。たとえば、
- L-シトルリンやアルギニンのような血流を促す成分
- マカやトンカットアリのようなテストステロンを刺激する成分
これらはエビオス錠には含まれていない。
出す材料はある。けれど、送り出す力やトリガーになるものが弱いのだ。
土台は整うけれど、ピークを押し上げる要素が足りない。それが「なんか物足りない」という体感に繋がる。
主役ではなく“下地”として使うのが正解
もうひとつ注目すべきなのは、配合量だ。
たとえば、精子の生成に不可欠な亜鉛。
厚労省の推奨摂取量は、成人男性で1日10〜11mgほど。それに対して、エビオス錠(15錠)に含まれる亜鉛は、わずか0.43mg。
「食事と合わせれば…」という話もあるが、正直これではほとんど補えていない。
精液量や精子の質に影響するレベルに届かせたいなら、“亜鉛はサプリで別に摂る”のが現実的な選択だ。
結論を言えば、エビオス錠は“本命の一手”ではなく、“整えるための下地”。
- 栄養が不足している
- 最近なんとなく体調がパッとしない
- サプリ初心者で何から始めたらいいかわからない
そんな人にとっては、最初の選択肢としては悪くない。だが、本気で射精量を増やしたいなら、それだけでは足りない。
次に必要なのは、ドクドクっと出すための“攻める習慣”だ。
ドバッと出すために。本気で効いた3つの習慣
エビオス錠だけじゃ、ドクドクッとは出ない。
出すために必要なのは、体の中で“出す力”を溜めて、高めて、爆発させる3つの準備。
精液を増やすには、いくつかの基本的な習慣が関わってくる。ここでは、体の仕組みに沿って取り入れやすい、3つの方法を紹介していく。
亜鉛サプリで“濃くする”
精液は、水分だけじゃない。タンパク質、アミノ酸、ビタミン、ミネラル…つまり「栄養のかたまり」だ。
中でも、精子の量と質に最も影響を与えるのが亜鉛。これは医学的にも実証されていて、亜鉛不足の男性は精子数が減り、テストステロンも下がる。



食事で摂ればいいんでしょか?
もちろん、それが理想だ。でも現実は、忙しい日常の中で牡蠣や赤身肉を毎日食べるなんて、まず無理。
だからこそ、亜鉛サプリを1本入れるだけで“精液の濃度”は明らかに変わる。
おすすめは、以下のようなサプリの選び方。
- 1日10〜15mg前後の吸収されやすい亜鉛(亜鉛酵母やグルコン酸亜鉛)
- ビタミンCやセレンなど、吸収を助ける成分が入っているもの
- エビオス錠との併用もあり。だが“別物”として考えること。
射精量は、“出す力”の前に、“作る濃さ”で差がつく。まずはそこから、見直していく。
では実際に、“その条件を満たしていて、始めやすい”サプリにはどんなものがあるのか?
ここからは、「とりあえず試したい人」と「効果を体感したい人」それぞれにおすすめの亜鉛サプリを紹介する。
手軽に始めたい人向け
DHC 亜鉛
まず1本、試すならこれ。コスパ最強の“はじめの1錠”
「とりあえず始めてみよう」という人に最適なのがDHCの亜鉛だ。ドラッグストアやコンビニで購入できるしamazonなら500円もしない。
リーズナブルなのに亜鉛は15mg入っている。含有量は多いとは言えないが最低限の摂取量は確保している。まずは安いもので様子を見たいという人にピッタリなサプリだ。
容量 | 30日分 |
亜鉛量 | 15mg |
その他成分 |
クロム 60μg セレン 50μg |
より射精量をアップしたい人向け
海乳EX
精液量を本気で増やしたい人の、“勝負サプリ”
本物の瀬戸内産カキ由来の濃縮エキスに加え、吸収率を高めるビール酵母、精液成分を支えるアミノ酸群も高配合。
精子の“質と量”の両方にこだわるなら、間違いなくこっち。「え、たった12mgで?」と驚くほど、精液量が変わったという声もある。
内容量 | 31日分 |
亜鉛量 | 12mg |
その他成分 |
アルギニン ロイシン グリコーゲン ミネラル 12種類 アミノ酸 19種類 ビタミン 11種類 |
オナ禁で“出すタイミングを制す”
精液が溜まってないと、どう頑張ってもドクドクッとは出ない。
そして、“溜まるタイミング”をちゃんと理解しておくことが、射精量の差を生む。
射精するたびに、体の中はカラになる
射精をすれば、精液の量は当然ながら減る。これは“気のせい”ではなく、生理的な事実だ。
しかも、直後から数時間〜1日は、出る量も質もガクッと落ちる。そのまま次の勝負に挑んでも、手応えが薄くなるのは当然だ。
精液が「満タン」になるのは、だいたい3日後
じゃあ、どれくらい溜めれば“復活”するのか?答えは、約72時間=3日。
これは複数の研究でも示されている、精子の密度と射精間隔の関係だ。
実際、3〜5日あけると精液量は最大になり、そこから先はむしろ“古くなって劣化”していく。
つまり、セックスや勝負のタイミングに向けて、2〜3日“溜めておく”だけで、出る量が大きく変わる。
我慢じゃない。“溜める準備”だと考える
「オナ禁=ツラい」「我慢しろってこと?」そう思ったなら、少し誤解している。
これは我慢とか精神論じゃなくて、タイミングをうまく調整するための準備期間。
いきなり結果を求めるよりも、ちょっと溜めてから出すほうが、手応えが違ってくる。
セックスの予定があるなら、2日前から禁欲する。いつ来てもいいように、日常的に1〜2日あけておく。それだけで、出たときの満足感がまるで違う。
もしそれすら難しいなら、それはオナニー依存症かもしれない。


射精は、ただ出せばいいわけじゃない。どのタイミングで出すか、どれくらい溜めておけるか。
意識を変えるだけで、出る量も気持ちも、思っているより違ってくる。
運動と筋トレで“出す力”を復活させる
精液は“作る”だけじゃ終わらない。最後に押し出すのは、筋肉だ。
年齢とともに、“勢い”がなくなってくる理由
- なんか最近、出るには出るけど…前ほどドクドク感がない
- 最後まで出しきれない感じがある
そんな違和感を覚えたことがあるなら、筋力と血流が落ちてきているサインかもしれない。特に影響が大きいのが、この2つ。
-
骨盤底筋(PC筋)
射精の瞬間、精液を押し出す動きを担う -
下半身の筋肉全体
血流・ホルモンバランス・持久力を支えるベース
「出す力」は筋トレで取り戻せる
筋トレというと、ムキムキの体を目指すような印象があるかもしれない。でもここで言うのは、射精の勢いを戻すための“実用筋トレ”だ。やるべきは、たったこれだけ。
肛門を10秒ギュッと締める(PC筋トレ)
10回 × 3セット/毎日
座っていてもできる。通勤中でもOK。最初は感覚がつかみにくくても、1週間も続ければ効いてくる。射精時の“締まり”が変わってくるのを実感できるはずだ。
スクワット(下半身の血流UP)
15回 × 3セット/週3回
ノンストップで、膝を深く曲げて戻すだけ。体重が重ければ、それ自体が負荷になる。
なぜスクワットか?それは、下半身の筋肉=“出すホルモン(テストステロン)”の分泌源だから。鍛えれば鍛えるほど、性欲も精力も、ぐんぐん戻ってくる。
「脚を使う」ことを習慣にする
- エスカレーターより階段
- バス1駅分、歩く
- 歩幅を大きく、地面を蹴って歩く
地味だが、これが効く。下半身に血が巡るようになると、朝立ち・性欲・勃ちのキープ力、全部が変わる。
濃くする、溜める、押し出す。
この3つを少しずつ意識するだけでも、出す感覚は変わってくる。昔よりも確かに“反応が鈍くなった”と感じていた人ほど、違いを実感しやすいはずだ。
サプリで攻める。“あとひと押し”に効いた成分たち
3つの習慣を意識するだけでも、射精量は十分に変わってくる。でも、「もう少し増やしたい」「あとひと押し欲しい」と感じるなら、成分の力を借りるのもひとつの手だ。
ここでは、精液アップに役立つ成分を紹介していく。
精液量、勢い、性欲――引き出す成分はこれだ
食事だけでは補いきれない栄養を、ピンポイントで補強できるのがサプリの強み。
特に、射精量・性欲・勃起力に関わる“出すための成分”は、代表格がこの3つ。
L-アルギニン
精液中にも含まれるアミノ酸で、精子の生成・性欲・血流改善までマルチに関与する。「最近ムラムラしない」「射精に勢いがない」と感じている人にまずおすすめ。
L-シトルリン
アルギニンの“前駆体”で、血管拡張・勃起力UPに強く働く。アルギニンとの併用で吸収率が高まり、「勃起の質」が変わってくる。
トンカットアリ
東南アジア伝統の“男の根”。テストステロンの自然な分泌をサポート。「朝立ちが減った」「気力が湧かない」といった“奥の衰え”に効いてくる。
組み合わせ方のコツ
目的別に、次のような使い分けが効果的だ。
目的 | 組み合わせ例 |
---|---|
精液量を増やしたい | アルギニン単体 or アルギニン+シトルリン |
勢い・勃起力を戻したい | シトルリン+亜鉛 or トンカットアリ併用 |
全体的に底上げしたい | アルギニン+トンカットアリ+亜鉛のマルチ構成 |
生活も見直した。運動もした。でも、「もうちょっと出したい」「まだ上を狙いたい」と思うなら――
そのときこそ、サプリを“道具”として使うタイミングだ。
栄養をピンポイントで補えるのが、サプリの強み。やれることは全部やって、そのうえであと一押し欲しい人には、きっと意味がある。
まとめ|“射精量アップ”は、習慣でつくれる
精液が増えるかどうか。それは、特別な薬や若さの問題じゃない。
「濃くする」「溜める」「出す」
この3つの習慣を少し意識するだけで、変わってくることは意外と多い。
エビオス錠やサプリは、あくまで“きっかけ”。でも、生活を整えて体を使えば、ちゃんと反応してくれる。
無理のない範囲で、できるところから。試してみる価値は、きっとあると思う。