彼女の体温が上がり、わずかに震える腰が、自然とこちらへ寄り添う。肌がじんわりと汗ばみ、息遣いは熱を帯び、吐息が微かに震えている。
身体も、心も、すでに受け入れる準備ができている。
「早く挿れたい」という衝動に駆られるが、女性が本当に気持ちよくなるためには、「快感を高めながら挿入すること」が不可欠 だ。
だが、ただゆっくり入れればいいわけではない。挿入前の準備が、セックス全体の快感を左右する。
ここから、「女性が本当に感じる挿入」の流れを見ていこう。
挿入前の準備
彼女の肌がじんわりと汗ばみ、息遣いが少しずつ乱れてくる。わずかに腰が浮き、膣口がこちらを誘うようにわずかに開く。
だが、ここで勢いのまま進めば、それは「ただの挿入」に終わる。
「女性が心から感じる挿入」にするには、彼女の体が「もっと欲しい」と自然に受け入れる状態を作ることが欠かせない。
焦らず、快感をさらに高めるための準備を整えよう。次の3つのポイントを押さえておけば、挿入はより気持ちよく、スムーズに進む。
コンドームを正しく装着する
彼女の体がこちらへ寄り添い、熱を帯びた視線が絡み合う。そのまま押し倒し、いよいよ挿入――
……のはずが、ここで「どっちが表だっけ?」とモタつくのは最悪だ。
気持ちが盛り上がったままスムーズに進めるためにも、コンドームの装着は手際よく、スマートにこなすことが重要になる。
- ゴムを開封し、裏表を確認する(裏返しのまま装着しないように注意)
- 先端の空気を抜きながら、竿に沿ってスムーズに装着する
- 装着後、一度根元を軽く押さえてフィット感を確認
特に重要なのは サイズ選び 。締め付けが強すぎると快感が落ち、逆に緩すぎるとズレやすくなる。
- 事前にサイズが合うものを用意しておく
- 袋を開けるとき、焦らず丁寧に(歯や爪で破らない)
- 装着時は、さりげなく余裕を見せる
装着にモタつかないだけでなく、「自然に・スムーズに」進めることで、女性の期待感を冷まさずに挿入へと移行できる。
流れを崩さず、最高の瞬間へと進むために
ここでの“余裕”が、セックス全体の雰囲気を左右する。
彼女の濡れ具合を確認する
彼女が息を弾ませ、体を預けてきたとしても、それだけで「十分に濡れている」とは限らない。
実は、女性の興奮と濡れ具合は必ずしも一致しない。「気持ちは昂っているけど、まだ十分に潤っていない」というケースは意外と多い。
まずは、彼女の体が本当に受け入れる準備ができているか を確認しよう。
彼女の濡れ具合を確かめる
- 指先をそっと滑らせ、膣口の感触を確かめる
- スムーズに指が入るならOK
- 乾いている場合は、まだ準備が整っていないサイン
もし濡れが足りないと感じたら…?
濡れが足りない場合、無理に進めるのはNG。ここで焦らず、もう少し「じっくり高める時間」を作るのが大切だ。たとえば…
-
愛撫を続ける
彼女の腰がピクリと跳ねるまで、舌や指でじっくりと刺激する。 -
彼女の耳元で囁く
「もっと気持ちよくしてから挿れたい…」と伝える。 -
ローションを活用する
体質的に濡れにくい女性もいる
「濡れが足りないのは興奮していないせい?」と不安になる女性もいるため、「もっと気持ちよくなってほしいから、ゆっくりしよう」 という雰囲気を作るのが大切だ。
彼女がリラックスすれば、自然と潤いやすくなる。
体勢を整え、女性の緊張を解く
彼女の体は十分に濡れ、受け入れる準備ができている。だが、ここでいきなり脚を開かせたり、急に動かすのはNG。
女性は、完全にリラックスしているつもりでも、「いよいよ挿入される」という瞬間には無意識に緊張が走る。
このとき、男性が焦って動くと、彼女の体は 「身を任せる」 というより 「受け身になる」 形になってしまう。
だからこそ、彼女の緊張を自然に解きながら、スムーズに体勢を作る ことが大切だ。
- 優しくキスをしながら、手をつなぐ or 頬を撫でる
- 無理に脚を開かせず、太ももを優しくなぞる
彼女の表情や仕草を観察しながら、「力が抜ける瞬間」を見極めよう。
そして、一度深く抱きしめてあげる。
それだけで、彼女の緊張がふっと解け、体の力が抜けやすくなる。
優しくキスをして「ゆっくり挿れるね」と囁く。
この 「安心感を与える一言」があるだけで、彼女は自然と身を委ね、受け入れやすくなる。
最初の挿入|ゆっくりと馴染ませ、快感を引き出す
彼女の体勢が整い、肌はじんわりと汗ばみ、息遣いも深くなる。体が熱を帯び、入り口はすでに十分に濡れている。
腰がわずかに浮き、彼女自身が受け入れようとする気配が伝わってくる。だが、ここで勢いよく押し込むのは絶対にNG。
この瞬間を、最高に「気持ちいいもの」にするために、ゆっくりと馴染ませながら、快感を引き出していく。
膣口にあてがい、焦らす
彼女の呼吸は浅く、肌がほんのり火照っている。
だが、すぐに挿れるのではなく、まずは 亀頭を膣口に押し当てる。少しだけ擦るように動かしながら、彼女の反応を確かめる。
彼女の喉から、かすかに声が漏れる。腰がわずかに浮き、無意識のうちにこちらへ引き寄せるように動く。
「もう…挿れて…」
待ちきれないような声が響く。この「まだ挿れない時間」が、彼女の快感をさらに高める。
- 彼女の呼吸が深くなるのを感じる
- 膣口の締まりが強くなり、「待ちきれない」状態を作る
- 焦らしの時間が、挿入後の快感をより深くする
ゆっくりと挿入し、彼女の反応を感じる
彼女の目が潤み、呼吸が浅くなっている。体は熱を帯び、膣口がわずかに収縮しながら、受け入れの準備を整えている。
このとき、一気に押し込むのは絶対にNG。
亀頭をゆっくりと押し入れる。ほんの少し侵入しただけで、彼女の体がピクリと反応する。彼女の表情を見ながら、慎重に進めていく。
- 力が入っていないか?
- 眉をひそめたり、痛そうな顔をしていないか?
- 腰が自然に動いて、受け入れようとしているか?
彼女がわずかに息を詰まらせたら、そこで一度止まる。深く抱きしめながら、「痛くない?」と優しく囁く。
彼女が「うん…」と頷き、腰をわずかに押し付けてきたら、もう一度、少しずつ前へ進む。
- ゆっくりと挿れる(目安は30秒)
- 「痛くない?」と必ず確認し、安心感を与える
挿れた直後は「10秒間そのまま動かない」
ゆっくりと、最後まで埋めるように挿入すると、彼女の膣がペニスをキュッと包み込む。
彼女の体が一瞬、ピクリと反応し、小さく息を吸い込む音が聞こえる。
だが、ここですぐに動いてはいけない。そのまま「10秒間」じっとしておく。
焦る必要はない。むしろ、この「待つ時間」こそが、後の快感を左右する。
- 膣がペニスの形にフィットし、締まりが自然に変化する
- 膣内がリラックスし、受け入れる態勢が整う
- 彼女が「挿れられている感覚」をしっかり味わえる
彼女の膣がゆっくりと馴染み、締めつけが次第に変化していくのがわかるはずだ。
やがて、彼女の腰がわずかに浮く……
それは、彼女自身が「もっと欲しい」と感じているサイン。
その瞬間、ゆっくりと動き出せば、彼女の快感はさらに高まる。
動きのコツ|浅い圧から深い快感へ
彼女の体がペニスをしっかりと受け入れ、膣が優しく締めつける感覚 が伝わってくる。
いきなりピストンするのではなく、まずは 「ゆっくりと押し込む動き」 で、膣全体になじませていく。
押し込む動きで、より深くなじませる
奥までゆっくりと押し込み、そのまま 2〜3秒ほど「圧をかける」ようにキープ。
この動きを数回繰り返すことで、膣がペニスの動きを自然に受け入れやすくなる。
- 膣全体にペニスが馴染む感覚を確かめる
- 圧をかけた後に軽く引くことで、快感の波を作る
彼女の息遣いが少しずつ荒くなってくる。すでに「気持ちいい」という声が漏れているかもしれない。
押し込んだまま、∞の字を描く
彼女の膣がじわじわとペニスに馴染み、奥まで押し込まれる感覚を快感へと変えていく。
ここで、「抜かずに、押し込んだまま」腰を動かし始める。ゆっくりと、∞(無限大)の字を描くように 腰を回す。
彼女の中で、ペニスが内壁をなぞるたびに、新たな快感が生まれていく。
- 膣のさまざまな部分に刺激が加わり、快感が分散する
- 一箇所への摩擦ではなく、「広がるような気持ちよさ」が生まれる
「あ…、それ…気持ちいい…」
彼女の声が甘く震える。
「三浅一深」のリズムで押し込む
彼女が気持ちよさに身を委ねはじめたら、今度は 「三浅一深」のリズム で動きを変える。
これは「浅く、浅く、浅く、深く押し込む」のではなく、「静、静、静、深く押し込む」 という動き。
- 3秒、じっと止まるようにキープ
- 4秒目で、奥に圧をかけるように深く押し込む
「……んっ…!」
深く押し込んだ瞬間、彼女の膣がきゅっと締まる。待たされる時間が長いほど、快感は一層強まる。
この 「焦らしと解放」 のリズムが、彼女の性感をさらに高めていく。
反応を見ながら、快感を高める動きを意識
彼女の吐息が、ピストンのリズムに合わせて甘く震える。ペニスが奥へ沈むたび、膣がキュッと締まり、彼女の腰がわずかに浮く。
「……んっ…」
触れるたびに感じる、彼女の体温。汗ばむ肌。揺れる胸。その全てが、彼女の快感が高まっている証拠だ。
ここで大切なのは、「自分の気持ちよさを優先しない」 こと。
彼女の反応を見極め、「どの動きが彼女をもっと気持ちよくするのか?」 を意識することが、セックスの質を大きく変える。
彼女の快感のサインを見極める
ペニスが膣の中を満たし、彼女の体が自然と動き始める。彼女は、ただ受け入れているのではなく、無意識に「もっと気持ちよくなりたい」というサインを出している。
-
腰を押し付けてくる
「もっと奥まで」求めている -
膣の締まりが強くなる
その動きが気持ちいい証拠 -
呼吸が荒くなり、声が漏れる
ピストンのリズムが合っている -
脚が絡まる or 抱きつくように力が入る
さらに強い快感を感じている
ペニスが奥へ沈むたび、彼女の膣がキュッと締まり、「んっ…あ…!」と、甘く震える声が漏れる。
彼女の動きを感じながら、「今のリズムでいいか?」を確かめる。もし、彼女が腰を押し付けるように動いたら、それは「そのまま、その動きを続けて…」というサイン。
動きを止めず、焦らず、「ちょうどいいテンポ」をキープする。
彼女の反応に合わせて、角度とリズムを調整する
ペニスが膣の奥へと沈み込むたびに、彼女の体が快感に震える。腰を押し付け、無意識に「もっと…」と求めているのが分かる。
ただ同じリズムで動き続けるのではなく、「どの動きが、彼女にとって最も気持ちいいのか?」を探りながら、少しずつ調整していく。
動きを少し速めてみる
彼女の息遣いが荒くなり、腰の動きが速くなる。ピストンのスピードを少しだけ上げると、快感の波が高まりやすい。
ピストンの角度を変え、Gスポット側に当てる
彼女のへそに向かって突くイメージ。角度を微調整しながら、より「当たる感覚」を意識して動かす。
時折、動きを止めて焦らす
一度、動きを止めると、彼女の体がピクッと震え、膣の締めつけが強まる。まるで、動きを催促するように 「…どうして止めるの?」という視線を送ってくる。この「焦らし」が、彼女の快感をさらに高める。
自分本位のピストンはNG!彼女の気持ちよさを最優先に
彼女が気持ちよさに酔いしれ、甘い吐息を漏らしながら、ピストンのリズムに身を委ねている。
だが、ここで 「もっと激しく…!」 とばかりに、腰をガンガン打ちつけてしまうのはNG。
彼女の快感は、単なる「摩擦」ではなく、「リズムと角度、焦らしと解放」のバランスで生まれる。
-
腰をガンガン打ちつけるのはNG
痛みを感じやすくなり、快感が半減する -
ピストンの強弱を彼女の反応に合わせる
彼女の体が求めるペースを見極める -
一番気持ちよさそうな動きをキープする
「そのまま…!」と求めるリズムが、彼女の絶頂への鍵
彼女の中で、快感がじわじわと高まっていくのを感じたら、あとは、「そのまま」維持するだけ。
急いで動く必要はない。焦らず、彼女の体が「欲しい…」と感じている動きを続ける。
すると、彼女の呼吸が荒くなり、膣の締めつけが「次の波が来る」ことを告げている。
ここでリズムを変えず、彼女の体が絶頂へと向かうのをじっくりと味わっていく――。
- 「高速ピストン=気持ちいい」ではない
- 「彼女が求めるテンポ」を意識するのが最優先
体位の選び方と切り替えのタイミング
セックスは、ただ単調にピストンを繰り返すだけではない。体位を変えることで、新たな刺激が加わり、女性の快感がより深まる。
だが、「体位の変え方」にもコツがある。雑に動いてしまうと、雰囲気が壊れたり、女性が冷めてしまう原因になりかねない。
では、「自然に、気持ちよさを持続させながら、体位を変えるには?」流れを意識して、スムーズに移行することが大切だ。
体位の変えるタイミングを見極める
彼女の息遣いが荒くなり、腰がわずかに揺れる。膣が締まり、ピストンのリズムに合わせて、身体が自然に反応してくる。
だが、ずっと同じ動きを繰り返していると、「慣れ」 が生まれ、刺激が減ってしまう。「体位を変える」ことで、快感をさらに深め、彼女をより気持ちよくさせることができる。
とはいえ、ただ勢いで体勢を変えればいいわけではない。タイミングや変え方を間違えると、彼女の集中が途切れ、逆に興奮が冷めてしまうことも。
では、どうすれば「スムーズに、かつ気持ちよさを持続させながら」体位を変えられるのか?その答えを、順を追って見ていこう。
体位を変える3つのタイミング
体位を変えるのは、ただの気分転換ではない。女性の快感を最大限に引き出すためのスイッチ でもある。
以下の3つのタイミングで、体位を変えるとスムーズに移行できる。
彼女の快感が高まってきたら
- 「んっ…!」と甘く声が漏れ、膣の締めつけが強まる
- 身体をしがみつかせる or 腰を押し付けるように動く
別の角度でさらに深い刺激を与えるチャンス
同じ動きが続いて「慣れ」が出てきたら
- 最初よりも刺激が薄れてきた
- 彼女の反応が一定になり、変化がなくなってきた
体位を変えて、新たな刺激を加える
「もっと…」と彼女が求めてきたら
- 「もう少し…」「もっと奥…」など、彼女の欲求が増している
- 吐息や目線で「次の動き」を期待している
新たなポジションで、さらに快感を高める
このタイミングを見極めることで、体位を変えても彼女の興奮をキープし、むしろ盛り上げることができる。
基本の体位の流れ
体位を変えるときに大切なのは、「スムーズな流れ」 を意識すること。「とにかくいろいろ試す」よりも、快感を最大限に高められる順番 で進めるのがベスト。
たとえば、次のような流れがスムーズに移行しやすい。
- 正常位
- 対面座位
- 騎乗位
- バック
この順番なら、
- 最初は密着感を重視して快感を高める
- 途中で女性主導の動きにして「新しい刺激」を加える
- 最後は奥深く、より強い快感を引き出す
こうしたステップを踏むことで、より彼女が満足しやすくなる。
では、それぞれの体位のやり方とポイントを見ていこう。
正常位
彼女の肌に触れたまま、ゆっくりと腰を動かす。浅い動きからじわじわと深くなり、彼女の身体が完全に受け入れたのを感じる。
熱を帯びた彼女の肌、絡みつく脚、指先が背中に食い込む感触。お互いの興奮が、徐々にピークへと向かっていくのがわかる。
彼女の瞳を覗き込むと、どこか切なげな表情で見つめ返してくる。求めるように腰が動き、吐息が漏れる。彼女の無意識の仕草が、快感の高まりを物語っている。
- やり方
-
- 彼女の反応を感じながら、リズムを調整
- 押し込む動きや、∞の動きを織り交ぜ、じわじわと快感を引き上げる
- 密着感を強め、キスや囁きでさらに興奮を高める
- ポイント
-
-
腰の角度を微調整し、彼女の敏感なポイントを探る
ほんの数ミリ単位で動かしながら、彼女の表情や声の変化を感じ取る。 -
深く挿れたときに、押し込む時間を作る
ただピストンするのではなく、じわっと奥に圧をかける ことで、快感の波を引き出す。 -
キスとアイコンタクトを使う
正常位の最大のメリットは、顔を見ながらできること。キスや囁きで彼女の感度は格段に上がる
-
腰の角度を微調整し、彼女の敏感なポイントを探る
対面座位
彼女の身体をそっと抱き寄せ、膝立ちのままゆっくりと引き上げる。自然とお互いの胸が重なり合い、心臓の鼓動がダイレクトに伝わってくる。彼女の脚が腰に絡まり、さらに密着感が増す。
彼女の背中を撫でながら、キスを深める。指先が背筋をなぞるたびに、小さな震えが伝わってくる。ふと視線を落とせば、ほんのり上気した頬と潤んだ瞳が、「もっと感じたい」と訴えかけている。
- やり方
-
- 彼女を抱きかかえるようにして、上体を起こし、密着度を高める
- 胸を合わせることで、より濃厚な肌の触れ合いを感じられる
- 自由になった手で、背中や胸を優しく愛撫しながら、ゆっくりと動きを加える
- ポイント
-
-
腰を少し後ろに引き、ピストンではなく「すり合わせる」動きに
密着を活かし、抜き差しよりも「すり合わせる」感覚を大事にすることで、女性の快感が増す。 -
胸や耳元への刺激を加え、官能的な空間を作る
キスだけでなく、耳元で囁いたり、首筋に軽く唇を滑らせると、彼女はさらに感じやすくなる。 -
腰を使いながら、ゆっくりと揺れるように動く
対面座位では、ピストンよりも「スローなグラインド」が効果的。
-
腰を少し後ろに引き、ピストンではなく「すり合わせる」動きに
騎乗位
彼女がゆっくりと身体を起こし、あなたの上に跨る。目の前には、わずかに乱れた呼吸、上気した頬、期待に満ちた瞳。
彼女の膝がシーツに沈み込み、手をそっとあなたの胸に添えたら、ここからは彼女の時間。
最初は慎重に、ゆっくりと腰を動かす彼女。あなたの反応を探るように、角度を変えながら快感のポイントを見つけていく。
彼女の小さな吐息が混ざるたび、「気持ちいい?」と確かめるように目を合わせてくる。
- やり方
-
- 彼女が動きやすいように、膝を立てる or 足を伸ばすなど体勢を調整
- 腰の動きをリードせず、彼女が気持ちいいリズムで動けるようサポート
- 手を添え、胸や背中を優しく撫でることで、より深く感じさせる
- ポイント
-
-
手を添え、腰の動きをサポートする
彼女が疲れないように、軽くサポートするだけで動きやすくなる。ただし、主導権はあくまで彼女に委ねる。 -
視線を合わせ、感じている表情を楽しむ
恥じらいながらも、自分で気持ちよくなろうとする彼女の姿を、優しく見つめながら、キスを交えつつ興奮を高める。 -
彼女の快感が最高潮に達するまで、ペースを崩さない
彼女が腰を速める or 深く動くようになったら、そのリズムを崩さないことが重要。
-
手を添え、腰の動きをサポートする
バック
騎乗位で乱れた彼女の体が、あなたの腕の中で震える。息が乱れ、脚に力が入り、甘く潤んだ瞳でこちらを振り返る。
「…後ろから、して…」
この瞬間、「バックに移行するベストタイミング」だ。ただし、挿入はゆっくりで、いきなり激しく動かないこと。後ろからの刺激は深く、ダイレクトに膣内へ届くため、慎重に進めていく。
- やり方
-
- 彼女の背中を撫でながら、スムーズに後ろ向きの体勢へ
- 最初は 「浅く、ゆっくり」 を意識し、焦らずに押し込む
- 腰の動きを調整しながら、彼女の反応を探る
- ポイント
-
-
前後ではなく、斜め下に突く
女性のおへそに向かって押し込むと、よりGスポットや感度の高い部分に当たる -
女性の体勢を調整しやすい
彼女の腰を少し反らせる or クッションを入れて角度をつけることで、より深く快感を与えられる -
女性の肩を掴むと、力が逃げずに安定する
強く引き寄せるのではなく、軽く固定して体勢を安定させることで、腰の動きに余裕が生まれ、スムーズなピストンが可能になる。
-
前後ではなく、斜め下に突く
最後はもう一度正常位に戻り、深い満足感を与えながらフィニッシュへ。
おすすめ体位
ここでは、女性が気持ちよくなりやすい体位を2つ紹介する。どちらも正常位のオプションとして使いやすい。
グラインド体位
∞字を止めて、彼女の腟内の天井をこするようにグラインドしてみよう。早くピストンする必要はない。
余裕が出てきたら女性の下腹部を軽く手で押さえてピストンするサンドイッチ理論を試してみよう。

男性は軽く後ろに倒れるような体制で、膣の天井を突きつつ、片手で下腹部を圧迫しながらクリトリスもいじってみよう。女の子がそれまでとは違う快感に乱れること間違いなしだ。
これだけでイッてしまう子も少なくない。
CAT体位
CAT体位とは、女性がオーガズムを得やすいと科学的に証明された、中イキ最強体位のことだ。
通常の正常位と違い、挿入しながらクリトリスを効果的に刺激できるのが特徴。
- 通常の正常位より、クリトリスを刺激しやすい
- ピストン運動ではなく、恥骨を擦り合わせることで快感が増す
- 研究結果では、77%の女性がオーガズムに達した
CAT体位のやり方
- 通常の正常位とは逆に、男性の脚の間に女性の脚を入れる。
- ペニスの付け根がクリトリスに当たるように調整し、体を上下に動かす。
- ピストンではなく、恥骨を擦り付け合うイメージで動く。
CAT体位のやり方は、以下のツイートが非常にわかりやすいので引用させていただく。
CATは男性の脚の間に女性の脚が入る

ピストンはペニスの抜き差しではなく、身体を上下に動かす

FINISHの迎え方と余韻
「イク瞬間」は、セックスの中で最も感情が高まる時間。しかし、多くの男性は「自分本位のフィニッシュ」を迎えてしまいがち。
- とにかく激しく突く
- 何も考えずに、自分だけ気持ちよくなる
- フィニッシュした瞬間にグッタリする
このような「自己完結型のフィニッシュ」は、女性の満足度を大きく下げる原因になる。
本当に気持ちいいセックスとは、「イク瞬間まで、二人の快感を共有すること」なのだ。
クライマックスが近づいたら、リズムを意識する
彼女の体温が上がり、呼吸が浅くなってくる。腰が自然と押し付けられ、絡みつく脚の力が強まる。
…そろそろ、クライマックスが近い。
この瞬間こそ、「自分の快感に飲まれないこと」が最も重要だ。「気持ちよくなるために、ガンガン突けばいい」というのは、大きな間違い。
むしろ、最後の時間を 「2人の快感を最大限に高めるための時間」 に変えられるかどうかが、セックスの満足度を決める。
-
急に速くしすぎない。
「激しく突く=気持ちいい」とは限らない。リズムを崩すと、女性の快感がリセットされる。 -
「今、女性が気持ちいいと感じているリズム」を守る。
自分のペースではなく、「2人のリズム」を意識する。 -
「いく…!」の瞬間こそ、深く押し込む。
ただのピストンではなく、 「密着する」ことで快感を最大化 する。
おすすめの体位
このタイミングで、「より深い挿入」+「クリトリスへの刺激」を同時にできる体位に移行すると、女性の絶頂を引き出しやすくなる。
特におすすめなのが「ハッピーベイビー」のポーズ。

- 深い挿入感が得られ、子宮口付近への刺激がしやすい
- クリトリスへの刺激を加えやすく、ダブルの快感を生み出せる
- 女性の下半身が開きやすくなり、ピストンのリズムが安定する
フィニッシュの瞬間、意識すべきこと
「…っ、もう…イク…!」
全身に走る快感に、つい腰をガンガン打ちつけたくなるが、それはNG。 「最後の一撃」 こそ、セックスの最も重要なポイントだ。
彼女の体をしっかりと抱きしめ、深く押し込んだまま、快感の余韻を堪能する。ただ「終わらせる」のではなく、「2人で絶頂を共にする」 ことを意識しよう。
-
「出す直前」に、腰をグッと押し込むように固定する。
「最後の快感」を彼女にも伝え、より深い絶頂を共有する。 -
「イク瞬間」こそ、密着する。
彼女の腰を抱き寄せ、しっかりと繋がったまま迎える。 -
「深い呼吸」を意識しながら、じわじわと絶頂を味わう。
息を止めず、女性の肌を感じながらフィニッシュする。
フィニッシュ後の余韻を大切にする
快感の波が収まり、全身が心地よい疲労感に包まれる。だが、ここで「すぐに抜く」のはNG。
セックスの満足度を決めるのは、「フィニッシュ後のわずかな時間」にかかっている。
ペニスを抜く前に、密着したまま「余韻の時間」を作る
彼女の胸に顔を埋め、ゆっくりと呼吸を整える。鼓動が高鳴ったままの彼女の胸に耳を寄せ、そのまま抱きしめる。
「……めっちゃ気持ちよかった」
髪を撫でながら、そっとキスを落とす。
この 「余韻を引き伸ばす時間」 が、彼女の満足度を決める。
フィニッシュ後のNG行動
最高のクライマックスを迎えた。
だが、その直後の行動次第で、彼女の気持ちは一瞬で冷める。
-
射精した瞬間に動きを止め、すぐ抜く
「もう終わり?」と、彼女の興奮は一瞬で途切れる。 -
タバコに火をつける
「やりたいだけ?私よりタバコ?」と、気持ちが一気に冷める。 -
スマホをいじる、背を向けて寝る
「私の存在、もうどうでもいいの?」 と、最悪の印象を与える。
セックスは、フィニッシュした瞬間に終わるものではない。「終わった後の時間」こそ、二人の関係を深める大切な瞬間だ。
- 彼女の体温を感じながら、しばらく抱きしめる
- 髪を撫でたり、キスをしたりして、心は繋がっていること伝える
- 「ヤバい…めっちゃ気持ちよかった」 と、自分の満足感を言葉にする
彼女の乱れた髪をそっと撫でながら、肌の温もりを感じる。呼吸が少しずつ落ち着き、まどろむような表情を浮かべる彼女。
「……すごく気持ちよかった」
そう囁く彼女の声には、「満たされた安心感」 が滲んでいる。だが、このまま何もしないと、セックスの余韻はすぐに消えてしまう。
本当に満足度の高いセックスとは、「アフターセックス」までを含めて完成するもの。
- 彼女の心まで満たし、幸福感を長く続かせるには?
- 「また抱かれたい」と思わせる余韻の作り方とは?
セックスが終わった後こそ、彼女をもっと虜にできる時間。ここから、アフターセックスの極意を見ていこう。