ワキガや多汗症の治療、ミラドライとビューホット、どっちがいいの?
そんな悩みを抱えていないだろうか?
どちらも 「メスを使わず、半永久的な効果が期待できるワキガ治療」 だが、
- 効果の違い
- 痛みやダウンタイムの差
- 再発リスクの有無
など、細かい部分では大きな違いがある。
「せっかく高いお金を払うなら、後悔したくない!」と思うのは当然だ。
そこで本記事では、ミラドライとビューホットの違いを徹底比較し、それぞれのメリット・デメリットを解説する。
この記事を読めば、あなたにとって最適な治療法が分かるはずだ。
ミラドライ VS ビューホット
どちらも「メスを使わないワキガ治療」だが、仕組みや効果、ダウンタイムには大きな違いがある。
以下に、主な比較ポイントをまとめた。
ミラドライ | ビューホット | |
---|---|---|
治療法 | マイクロ波を照射して汗腺を破壊 | 高周波を針で照射して汗腺を破壊 |
対象部位 | 脇 | 脇、手、足、スソワキガ、チチガ |
効果の持続 | 半永久的 | 半永久的 |
ワキガへの効果 | 60~90% | 50~90% |
多汗症への効果 | 70~80% | 50~70% |
施術の痛み | なし (麻酔使用) | 麻酔しても痛みを感じることがある |
施術時間 | 90~120分 | 20~40分 |
ダウンタイム | 腫れや内出血が1〜2週間残ることあり | 翌日から通常生活OK(針跡が数週間〜) |
術後ケア | 2~3日は保冷剤で冷やす | 軟膏の塗布 |
術後の痛み | 翌日まで痛みがある | 2~3日痛みがあることも |
腫れ | 1~2週間程度 | 腫れることもある |
シャワー | 当日からOK | 当日からOK |
入浴 | 翌日からOK | 翌日からOK |
運動 | 1週間後 | 3~5日後 |
仕事 | 施術翌日は休んだほうが良い | 翌日からOK |
傷跡 | 腫れ・色素沈着が出ることも | ボツボツとした針跡が残る可能性あり |
施術者の技術 | 大きく影響する | 影響する |
再発率 | 10~40% | 10~50% |
料金相場 | 30~50万円 | 30~45万円 |
保険適用 | なし | なし |
医療機器承認 | アメリカFDA承認済み | 未承認(韓国製) |
対象年齢 | 18歳以上 | 小学校高学年以上 |
対象年齢はクリニックによって異なる ミラドライも子供でも受けられるクリニックもあるが、製造元は18歳以上を推奨 |
- ミラドライがおすすめの人
-
- ワキガ・多汗症どちらもしっかり抑えたい
- 実績や信頼性重視(FDA承認済)
- 治療時間が長くても、効果を優先したい
- ビューホットがおすすめの人
-
- 脇以外(スソ・手・足など)も気になる
- 施術時間が短く、翌日から仕事に復帰したい
- 一時的に針跡が残っても生活に支障がない人
「効果が高いのはどっち?」という問いには一概に答えづらく、「どこまで治したいのか」「どれだけ生活に影響を与えたくないか」 によって選ぶべき治療法が変わる。
調べてわかったミラドライ・ビューホットの真実
カタログスペックだけでは分からないのが、こういった美容医療の難しいところ。
実際に調べてみると、「理論上の効果」や「公式サイトの説明」とは少し違う現実も見えてきた。
ここでは、体験者の口コミや医師の発信をもとに、ミラドライとビューホットの“リアルな評判” をまとめてみた。
それぞれのリアルな評判
- ミラドライ
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- 「効果は高いが、腫れが長引いた」「1週間は脇がパンパンになった」という声も多い
- 一方で「ワキ汗がほぼ出なくなって快適になった」という満足度の高い口コミも多数
- 医師によっては「1回では不十分。2回受ける前提で考えた方がいい」という意見も
- ビューホット
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- 「術後すぐに仕事復帰できて助かった」「ダウンタイムが少ないのがいい」という声が多い
- その一方で、「針跡が意外と長く残る(数ヶ月)」「痛みが想像以上だった」という声も
- 「脇以外の部位(スソやチチガ)にも対応できるのが決め手になった」というケースも多い
共通して見えてきた“4つの真実”
口コミを調べる中で、治療法にかかわらず共通していた4つの注意点があった。どちらを選ぶにしても、事前にこれだけは知っておいた方がいい。
- 1回で完治するとは限らない
-
軽度なら1回で改善することもあるが、重度の人は2回以上の施術が前提になるケースも。1回あたり数十万かかるので、予期せぬ金額が必要になることがある。
- 無痛ではない
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ミラドライは腫れ・違和感が出ることもあり、ビューホットは施術中に痛みを感じやすい傾向がある。
また、「ダウンタイムがないから早期に日常生活が送れる」と書かれているが、実際には強い痛みを長期間感じたり、強い腫れが出現することが珍しくない。
- 効果はあるが、“半永久的”とは限らない
-
両方とも「半永久的」とされているが、治療実績が20年以上あるわけではなく、長期的な効果についての明確なエビデンスはまだない。
また、体質や生活習慣によっては、数年後に再発・再発現するケースもある。
- 傷跡が残るケースもある
-
ミラドライは内出血や色素沈着、ビューホットは針跡(赤い点々)が長く残る人もいる。
ミラドライ(1日目→4日目の経過写真)
1日目は痛々しい。4日目も腫れは残っているものの、内出血は目立たなくなっている。腫れが引くと今度はしこりがボコボコと出てくる。1ヶ月もすれば元通りとなるようだ。
結局、どちらを選ぶべきか?あなたに合った治療法の見つけ方
ここまでミラドライとビューホットの違いやリアルな声を見てきたが、結局のところ、どちらが「正解」なのか?という問いに、ひとつの正解はない。
重要なのは、あなたの優先順位がどこにあるか だ。
- 「ミラドライ」をおすすめしたい人
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- 実績や安全性を重視したい(アメリカFDA認可)
- ワキガだけでなく、多汗症も根本的に改善したい
- 多少のダウンタイムがあっても、確実な効果を求めたい
- 1回で終わらなくてもいいから、しっかり治したい
- 「ビューホット」をおすすめしたい人
-
- ダウンタイムを最小限にしたい(翌日から仕事OK)
- 脇以外(スソワキガ・手汗・足汗など)も治療したい
- 施術時間が短く、忙しい中でも受けやすい治療を探している
- 一時的な針跡が気にならない
まずはカウンセリングを受けて、納得できる選択を
いくら情報を集めても、実際に自分の体に合うかは、医師の診察を受けてみないと分からない。
信頼できるクリニックで、カウンセリングだけでも受けてみることをおすすめしたい。
「これで悩みが終わるかもしれない」
そう思えたなら、その一歩が大きな前進になる。