前戯なんて、濡れたらOKでしょ?
ほとんどの男が、そう思っている。
キスをして、胸を触って、手マンして、なんとなく濡れてきたら、もう挿入していいよな?
だけど、女性にとっての前戯は、そんな「準備運動」ではない。むしろ、前戯こそが「セックスの本番」 だと思っている。
前戯が適当だと、女性の気持ちはこうなる。
- 結局、自分が気持ちよければそれでいいの?
- セックスって、全然気持ちよくないし、めんどくさい…
- 下手くそな男のために演技するの、正直ダルい…
逆に、前戯が上手い男は、挿入する前から彼女を快感の渦に巻き込むことができる。その結果、挿入した瞬間から、深く感じるセックスになる。
では、どうすれば「めんどくさい儀式」から「彼女が求める前戯」へと進化させられるのか?
ここでは、キス・胸・クンニ・フェラチオまで、前戯の流れを徹底解説。適当に触るだけの前戯から、彼女の快感を最大化する前戯 へ。
まずは、最初のステップ「キス」から見ていこう。
キス|セックス全体を左右する前戯の第一歩
セックスの最中、女性は「気持ちよさ」だけでなく、「流れ」や「雰囲気」も敏感に感じ取る。
特にキスは、前戯の第一歩。ここで「違和感」を持たれると、その後の流れが台無しになることすらある。
だが、多くの男はこんなキスをしてしまいがちだ。
- 唇を軽く合わせて、すぐに舌を入れる
- ただ強引に舌を絡めるだけ
- なんとなく長く続ければOKだと思っている
こうした「適当なキス」では、女性は感じるどころか、心の中でこう思っているかもしれない。
- え、もう舌? 早くない?」
- なんかベロベロされてるだけで、気持ちよくない…
- あー、こういう感じのセックスか…
そう、キスはただの入り口ではない。
ここで女性のスイッチを入れられるかどうかで、セックス全体の印象が決まる。
適当なキスをする男と、彼女の体をじわじわと熱くさせるキスができる男――どちらが「忘れられない夜」を作れるかは、言うまでもない。
では、どうすれば女性が 本当に感じるキス ができるのか?
耳・首筋|焦らしが快感を何倍にも高める
彼女の唇を深く味わいながら、肌にそっと触れる。指先が首筋をなぞるたびに、彼女の呼吸がわずかに乱れるのがわかる。
——だが、ここでいきなり胸に触れるのは、あまりにも普通すぎる。
確かに、キスをして、胸に手を伸ばすのは自然な流れだ。彼女もそれを想定しているし、特に驚くわけではない。
だが、それはつまり「何の変哲もない前戯」 ということでもある。
彼女の心拍数はまだ緩やかで、体は期待感を抱いているというより、ただ「受け入れているだけ」——そんな状態では、胸に触れたところで、大きな快感にはつながらない。
実は、胸の快感は「胸を触る前」の段階で決まる。
触れられる前の「期待感」が高まるほど、実際に触れられたときの快感が何倍にも跳ね上がる。たとえば、
- 耳元に唇を寄せ、ゆっくりと吐息をかける
- 首筋を軽く舐め、時折、唇を押し当てる
- 肩や鎖骨をなぞりながら、指先でくすぐるように触れる
こうした段階を踏むことで、彼女の体は徐々に敏感になり、次に何が起こるのかを期待するようになる。
そして、その期待感がピークに達したとき、胸に触れる——その瞬間、彼女はただ触れられるだけで「ゾクッ」とするほどの快感を感じるようになる。
キスで高まった期待感を、さらに昂らせる手順を見ていこう。
胸|女性が本当に感じる刺激とリズム
彼女の耳元に吐息をかけ、首筋を軽く舐める。肩や鎖骨をなぞりながら、指先でくすぐるように触れる。そのたびに、彼女の体がわずかに反応し、胸が小さく上下する。
これまでは、ただ「触れられること」に慣れていた胸も、今は違う。耳や首、鎖骨をじっくり愛撫されたことで、彼女の感覚は研ぎ澄まされ、胸に触れられるのを「待っている状態」 になっている。
胸に触れるのは、今この瞬間。
焦らしを経て高まった快感を、一気に開放するタイミングだ。
だが、ここで「普通に揉むだけ」では、女性の感じるポイントを引き出せない。
ただ強く揉んだり、適当に触れるのではなく、彼女の体が本当に求めている刺激を与えることが重要だ。
おっぱいは、ただ柔らかいだけのパーツではない。「どこを」「どんなリズムで」「どんな圧で」触れるか によって、快感が大きく変わる。
では、女性が本当に感じる「おっぱいの愛撫」とは?最高の刺激とリズムを見ていこう。
クリトリス|女性の快感を最大化
胸を愛撫しながら、指先をゆっくりと下へ滑らせる。
太もも、鼠径部へと触れていくたびに、彼女の体が敏感に反応する。じっとしていられないように、小さく腰が動く。
すでに、彼女の体は高ぶっているが、いきなりクリトリスへ向かってはいけない。
クリトリスは、女性にとって最も敏感なパーツのひとつ。だからこそ、触り方ひとつで「気持ちよさ」にも「痛み」にもなりうる。
そして、快感を最大化するには、クリトリス単体ではなく、周辺の愛撫と組み合わせることが重要 になる。
- 太ももや恥骨周辺を撫でるように愛撫し、じわじわと焦らす
- 大陰唇、小陰唇を指でなぞり、クリトリスの周りから刺激を高めていく
- 彼女の反応を確かめながら、少しずつクリトリスへの刺激を強める
こうしたステップを踏むことで、彼女の体はさらに敏感になり、触れた瞬間に甘い快感が全身を駆け巡る。
では、具体的に「クリトリスと周辺をどう愛撫すれば、彼女が本当に感じるのか?」見ていこう。
フェラチオ|気持ちよさが倍増するリード
彼女の指が、ゆっくりと下へ滑る。
そっと勃起したモノに触れると、一瞬、戸惑うような気配があったが——すぐに決心したように、唇が先端へと近づいていく。
彼女の口の中に包まれた瞬間、温かく柔らかい感触が広がる。
だが、このとき多くの男がやってしまうのが、「ただ気持ちよくなるだけ」になってしまうこと。
確かにフェラは、気持ちいい。だが、ここでのリアクションやリード次第で、彼女の興奮度は大きく変わる。
- 彼女の髪を優しく撫で、心地よさを伝える
- 軽く息を漏らし、反応を見せる
- 彼女の目を見て、恥ずかしそうにしている表情を楽しむ
こうした些細な反応が、「もっと気持ちよくしてあげたい」という女性のスイッチを入れる。
フェラチオは、単に「やってもらう行為」ではない。男性のリード次第で、彼女の興奮を何倍にも高めることができる。
では、どうすれば「ただのフェラ」ではなく、「彼女の興奮を引き出すフェラ」にできるのか?詳しく見ていこう。
前戯が変われば、セックス全体が変わる
ここまで見てきたように、前戯は単なる準備運動ではない。むしろ、セックス全体の快感を左右する重要なステップだ。
- 適当に触るだけの前戯では、女性の体は反応しない
- 触れる前の「期待感」を高めることで、快感は何倍にも増す
- 前戯が丁寧なセックスほど、挿入時の快感が桁違いに変わる
耳・首・鎖骨から始まり、胸、クリトリス、フェラチオへと流れる前戯。ここまでのステップを丁寧に踏むことで、彼女の体は自然と受け入れ態勢になり、快感は最大化される。
そして、今——彼女の体は、挿入を待ち望んでいる状態だ。
いよいよ、次は「挿入」。ただ入れて動くだけではなく、女性が本当に気持ちいいと感じる動きとは?
最高のセックスを極めるための、挿入の流れと極意を見ていこう。